『人月の神話 新装版』読書中
ふと思うところがあるので、人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))を読み始めている。読了したらまた別に感想を書くかも。
本書は押しも押されぬ名著中の名著というか、もはや古典のような存在なので、「お前なんで今さらw」「まだ読んでなかったのかよww」的な気も少なからず感じているのだが、かといって例えばソフトウェア開発を本職としていなかった10年くらい前の僕が、暇と体力に任せてこの本を読んでいたとしても、おそらく本書の主張や理屈を表層的に理解してわかったような気になるのが関の山だったのではなかろうか。実生活でリアルにソフトウェア開発に従事し、その苦労と困難を身に染みて味わい、そして現状に対する問題意識を強く抱くようになった今だからこそ、まさに本書を手に取るのにふさわしいのではないだろうか。
……いや、まあ、そりゃ人それぞれなので、好きな時に好きな本を読めばいいんじゃないかって思うけどね。
人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))
- 作者: Jr.,フレデリック・P.ブルックス,Frederick Phillips,Jr. Brooks,滝沢徹,富沢昇,牧野祐子
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
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